NIPPON CULTURE - SPRING 2023 vol.1 -

NIPPON CULTURE by SALON
vol.1 in Chiba

日本の誇る豊かな大自然、そして全国に点在する魅力を旅を通してお伝えしていく新企画『NIPPON CULTURE by SALON』。

今回は、千葉県を拠点に活動し、Junclay名義で活動する陶芸家ハヤシダジュンコさんの陶芸教室と静かな里山の景色に包まれた宿Lodge365にお邪魔してきました。是非、旅の栞に書き加えることをお勧めします。

#01 自然の恵みを宿す陶器作りを体験。

陶芸アーティストとして活躍される陶芸家ハヤシダジュンコさん、又の名をJunclay。彼女が夫婦で営むのは自邸の1Fをアトリエとした陶芸教室。月に2回だけの女性限定で開催しており、すぐに予約が埋まる人気の教室とあって自然環境は当然のこと、居心地の良い自然光がたっぷりと注がれる空間は格別です。

#02 季節の花々で柄作り、合い言葉は「うちの子サイコー」

季節に応じ、庭で取れる花々を用いて柄を作るのがハヤシダさんのスタイル。今回は陶器の中でもカジュアルに作れるお皿作りに挑戦、まずは好みの円の形を選びます。次に早速お花を選んでいきますが、ここで大切なのが直感で「うちの子サイコー」と思いきって選ぶこと。そしてラップを敷いた粘土の上に配置してイメージが固まったら、いらない粘土を切り出し、花の位置を決定していきます。

#03 生花を使うことで、活きた模様が映し出される。

お花の配置が決まれば、ラップを外す前に一度スマホで写真を撮って記録しておきましょう。実際に粘土の上に花を置くのは緊張感もあり、ラップ上とは感覚も違うため意外と難しいそう。そして、ここからが大一番のローラーで花を粘土に押し付けて柄を作っていく作業。これは本当に難しい作業なので先生に頼るのも勿論OK。ここからは地道にピンセットでお花や葉の部分を取り除いて行く作業に、これを終えれば大まかな工程は完了。

#04 体験の終わりには、手作りスイーツで締めくくりを。

陶芸体験の全行程を終えると、1ヶ月〜1ヶ月半程度で焼く作業に入り、2ヶ月後程度で手元に届きます。切り出して残った粘土は土に戻して、また循環させていきます。作業を終えると、何やら香ばしくほんのり甘い香りが、、陶芸教室の最後にはハヤシダさん手作りの絶品スイーツがお待ちかね。これがたまらなく美味しくこの日はチーズケーキを頂きましたが、お勧めの岩塩を付けていただくとより甘さが際立ちミネラル感も増して、最高の締めくくりでした。ちなみに毎回作られるものは違うそう、楽しみが増えますね。可愛い愛犬と素敵な空間で体験できるので是非訪れてみてください。

BLOUSE¥18,700BUY

INNER¥18,700BUY

VEST¥14,300BUY

SKIRT¥25,300BUY

NECKLACE¥33,000BUY

SHOES¥15,180BUY

Junclay

URL : https://www.junclay.com
SNS (Instagram) : https://www.instagram.com/jun_clay/

Junclayとして活動する陶作家ハヤシダジュンコ。生きた植物を使った器や彫刻のような作品、アンティークを思わせる60種以上のピアス・イヤリングを制作。東京・千葉にて植物を使った器やアクセサリーのワークショップも行う。

#05 土の香りを感じられる、野菜の収穫体験。

陶芸教室から30分程度で到着したのは、まるで昔話のような里山に囲まれた『里の箱庭 Lodge365』。宿の前に広がる箱庭ガーデンでは新鮮な野菜を頂く前の収穫を体験することが可能。季節に応じて異なるものの毎シーズン野菜や花、ハーブなど数種類が実り宿泊客を喜ばせている。近年、お子様に体験させたくてご家族で来訪される方が増えているのだとか。

#06 地元野菜で作られる、心温まる一汁三菜。

ゆったりと静かな空気が流れるこの宿で頂けるのは贅沢な時間と新鮮なお野菜で作られる一汁一菜の朝ごはん。この日は焼き味噌を塗り大葉で包んだ焼きおにぎりやお野菜たっぷりのお味噌汁、梅干し、お浸しなど。素材を活かし、身体の喜ぶ旨味がふんだんに感じられる料理は店主お手製の優しい味付け。その他にも箱庭ガーデンで収穫体験したお野菜を使い宿泊客が自ら調理するプランや地元野菜やお肉等を用意してBBQを行うプランなどもあるので、是非問い合わせてみては。

HAT¥13,200BUY

BLOUSE¥20,900BUY

PANTS¥20,900BUY

BAG¥2,750BUY

里の箱庭 Lodge365

住所 : 千葉県勝浦市白井久保365
URL : https://www.ikyu.com/vacation/00050364/

「静寂一棟貸し」
昔話に出会えるような、そんな里山の景色に包まれたお宿「Lodge365」は山の彩りに包まれながらゆっくりと静かな時間が流れています。新緑の春から夏、秋の彩りに合わせ、お庭の菜園で採れた新鮮な野菜やハーブを使って作るドリンクやサンドイッチ、季節の恵みを使ったシンプル贅沢な時間をお楽しみいただけます。 Point:lodgeのお庭にある小さな箱庭農園や、近所の農家さんの新鮮お野菜からシンプル贅沢な朝ごはん一汁一菜。

Staff

Model: HIROMI ANDO (mille management)
Photography: KEISHI SAWAHIRA
Hair & Makeup: SAKI KOJIMA
Edit: HAYATO HIROHARA
Produce: ASUKA KAYUMI
Production: kayumi inc.

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